長女は小学校4年生のとき、学校のマーチングバンドに入部しました。
担当したのはアルトホルン。
地域のイベントで演奏をしたり、大会に出たりしながら楽しく活動し、小学6年生では部長も経験しました。
そんな娘が中学進学を考えるときに言ったのが、
「吹奏楽を続けたい」
という言葉でした。
我が家の地域は中学校の選択肢がいろいろあります。
私立に進む子もいれば、市立に進む子もいる。
その中で娘は、吹奏楽部が盛んな学校を選びました。
小学校の吹奏楽と中学校の吹奏楽部は別物らしい
入学前、先輩ママたちから話を聞く中で、
・練習量が小学校とはケタ違い
・全国大会を目指している
・毎日の送迎が必要。ホール練習や市外の大会もある
・楽器によっては個人購入
小学校の吹奏楽とは雰囲気も違う様子。
親としてはちょっと身構えてしまいました。
楽器決めスタート
中学に入学し、吹奏楽部に入部した娘。
いよいよ楽器決めです。
1ヵ月くらいかけていろいろな楽器を一通り体験して、先生に第三希望までを提出します。
第一希望はコントラバス。
大きな弦楽器で、娘はかなり気に入ったようです。
ただ、すでに担当している先輩がいて、枠はかなり狭そう。
第二希望はトランペット。
吹奏楽の花形という印象で、持ち運びもしやすい人気楽器です。
しかし希望者多数。
第三希望はクラリネット。
見た目がとにかくかっこいい。
でも今年は募集がありませんでした。
…これには親として少しホっとしたのが本音。
クラリネットは楽器本体だけでなく、リードなどの消耗品の購入ややメンテナンスも定期的に必要、と聞いていたからです。
そして決まったのは…
コルネット、ホルンなど、そのあともいくつか希望を出しました。
でも先輩との兼ね合いや他の新入生とのバランスもあり、最終的に娘が担当することになったのは、
ユーフォニアム。
正直、私は初めて聞く名前でした。
小学校にはなかった楽器です。
調べてみると、金管楽器の中では比較的大きめ。チューバの一回り小さいくらいのサイズです。
そして衝撃だったのは、
学校に楽器がなく、個人購入が必要なこと。
楽器屋さんで聞いた値段
実際に楽器店に行ってみました。
ユーフォニアムのいろいろなモデルを見せてもらい、
「中学、高校、大人になっても長く使うことを考えるとこれがおすすめですね」
と言われた楽器のお値段は、
定価55万円。
そこから値引きをしていただいて、
47万円。
・・・。
「よんじゅうななまんえん…?」
思わず聞き返しました。
楽器の価格も年々上がっているそうです。
知らない世界でした。
親の本音
正直に言うと、ちょっと納得いかない。
第一希望でもない。
第二希望でもない。
続けられるかどうかもまだ分からない。
そんな47万円。
さらに気になったので聞いてみました。
「もし売るとしたら、どのくらいになりますか?」
すると、
「半額以下ですね」
とのこと。
親はモヤモヤ。
お店の人にも正直に、第一希望でも第二希望でもない楽器にこの高額なお金を出すことを迷ってしまっています、と話すと、
「この楽器をやりたいからやる、というならば個人でやれる。吹奏楽部ではどの楽器をするかよりも、みんなとの演奏を楽しむことに意識を向けるともっともっと演奏が楽しくなりますよ」と。
分かる。
分かるんだけど…
ポイっと出せる金額ではない。
それでも娘は楽しそうだった
悩んでいる間も日々の部活は続きます。
学校にある古いユーフォニアムや、似たパートのトロンボーンを借りながら練習する毎日。
部活後、お迎えに行くと、
「今日ね!」
と楽しそうに部活の話をしてくれます。
音階を覚えたこと。
先生や先輩に教えてもらったこと。
先輩の演奏を聞いたこと。
キラキラした顔で話す娘を見ていると、親の気持ちも少しずつ変わっていきました。
最終的に出した結論
お金を貯めているのは何のためだろう。
もちろん生活のため。
将来のため。
そして一番は、子どもたちの夢や希望を応援するため。
娘には、これまでたくさん我慢をさせてきました。
楽器購入には娘も私に気を使っているのが分かる。
決めました。
お母さん、買います。
次回予告
そして始まる楽器購入。
ユーフォニアム本体だけでは終わりませんでした。
譜面台。
チューナー。
メトロノーム。
お手入れ用品。
ファイル。などなど。
気づけはどんどん増えていく吹奏楽グッズ。
後編では、
実際にかかった総額を公開します。

